プエルトリコ西部アジュンタス町では実験的な太陽光+蓄電池マイクログリッドが島全域の停電時にも電力を供給した。
長年のインフラ老朽化や維持管理不足、ハリケーン被害により中央集中型送電網は度重なる停電に悩まされている。
Casa Puebloとオークリッジ国立研究所が開発したグリッドオーケストレーション技術により、複数のマイクログリッド間で電力を融通し冗長性を確保。
プエルトリコでは民間資金による太陽光+蓄電システムの導入が急増しており、毎月約4000基が稼働開始、接続型太陽光容量は1.14GW、蓄電容量2.34GWhに達している。
米エネルギー省はインフラ改善のために計3億6500万ドルを化石燃料依存の送電網向けに再配分し、太陽光業界や地元議員から反発が起きた。
Casa Puebloは新設のエネルギー転換コミュニティ研究所で遠隔地同士のマイクログリッド連携技術の実証を進める計画。
太陽光と蓄電池は迅速に出力調整できる資源として停電対策に有効であり、住民主体の導入が広がっている。
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