テスラQ2納車14%減

テスラの2025年第2四半期の納車台数は前年同期比14%減の384,122台となり、2四半期連続で減少した。

同期間の生産台数は410,244台で、前年同期の443,956台からも減少した。

アナリスト予想の約387,000台を若干下回ったものの、一部の独立系予測や“Whisperナンバー”を上回ったとの評価がある。

モデル3とモデルYの生産台数は396,835台、納車台数は373,728台に上った。

中国メーカーとの競争激化やモデルY刷新待ちによる受注先送りが一因とされる。

イーロン・マスク氏の政治活動への反発が企業イメージや売上に影響を及ぼしている可能性がある。

政府の補助金削減リスクにより、2035年までに年間約10万台のEV販売減少懸念がある。

サイバートラックを含むその他モデルの納車は10,394台で、リコールが複数回実施されている。

株価は年初来で約26%下落し、時価総額が1兆ドルを下回った。