検索エンジンの年齢確認義務化

GoogleおよびMicrosoftの検索エンジン利用時にログイン中のユーザーは6か月以内に年齢確認を受ける必要がある。

18歳未満と推定された場合、安全検索が最高設定でデフォルト適用され、ポルノや高インパクト暴力コンテンツがフィルタリングされる。

年齢確認技術には政府発行証明書を用いる年齢検証、生体情報を用いる年齢推定、オンライン行動データを用いる年齢推論などが含まれる。

ログアウト中のユーザーには年齢確認義務はないが、ポルノや暴力的画像はデフォルトでぼかし表示される。

性的・暴力的な自動補完予測の防止や、摂食障害・自傷行為に関する検索に対する危機対応情報提供も求められる。

規定違反には1件あたり最大4950万豪ドルの民事罰金が科される可能性がある。

eSafety Commissionerは検索エンジン、ホスティング、通信事業向けの3つの新業界コードを登録済みで、追加6コードを7月末までに最終判断予定である。

子どもが利用するAIチャットボットの有害行為防止策強化も同時に求められている。