最先端16mm映写機プロトタイプ

老朽化した16mm映写機部品の入手困難問題を背景に、オープンソース＆モジュール設計の新規映写機開発を提案

既存のEiki・Bauer・Bell & Howell等の機構・レンズを流用し、3Dプリント可能な共通部品を活用

ハロゲンランプ250Wの代替として中国製800W高密度LED＋水冷システムを採用し、輝度を約2倍に向上

Phase Iで5機種を分解比較し、既存機種対応・単一機種ベース・DIYキットの3案を検討

Phase IIIでEiki RT-2を改造し、可変fps・LED電子シャッター・新型モーター＆エンコーダー制御回路を実装したプロトタイプを制作

Aludフェスで公開後、輝度・色再現・可変機能は高評価も、テープ継ぎ目の引っかかりやフリッカー問題を確認

爪機構の位置ずれとMOSFET駆動波形の揺らぎがフリッカー原因と判明し、カム調整と制御コード修正で解決

比較試験で350Wキセノン映写機と並べ、プロトタイプはやや高輝度かつ白色度の高い投写を実証