市販の樹脂キューブやレイアウトモデルは実際の組立順序を再現しておらず、本物の分解モデルを自作する必要を認識。
取り扱いが容易な懐中時計ムーブメントを試作用に選定し、部品を分解・洗浄後、釣り糸で位置を保持する方式を構想。
複数レイヤーでの樹脂注型は層間の屈折率差や黄変、手間の問題で断念し、一括キャスト方式に切り替え。
モノフィラメント釣り糸は樹脂と屈折率が近く、加熱処理で直線化。CA接着剤で部品を釣り糸に固定し、空中で組立て。
真空ポンプを用いた脱泡工程を確立し、注型前後で2段階脱泡を実施することで高透明度を実現。
プロトタイプ1〜4を通じて、ラボジャックや治具、CA用アクセラレータ、クリアラッカー塗装など工具・工程を継続的に改良。
最終的にETA-2824クローンのPT5000ムーブメントで完成モデルを製作。塗装面保護やキャストの歪みなど細部の仕上げ課題を確認。
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