寝室壁内に作る観察型屋内養蜂箱

寝室の壁をくり抜いて透明プレクシグラス扉を設けた屋内型養蜂箱を設置した。

壁内養蜂は紀元60年頃から旧世界各地で行われた古代からの伝統手法である。

外壁に竹製チューブで出入口を設け、内部は遮光キルトで暗闇を保つ構造にした。

古代の石造住宅では壁内養蜂が温度管理に優れた方法として利用されてきた。

分蜂群の誘導にはプラスチックビンとじょうご状のアプローチを用いて成功させた。

設置後、開放式窓から蜂が自由に行き来し、数週間で巣房を完成させた。

冬でも活発に作業を続け、歴史的養蜂家の知恵を現代で体験できる。