Makefile入門チュートリアル

Makefileはファイルの変更状況に応じて再コンパイルが必要な部分を自動判定するための仕組み

基本構文はターゲット、依存関係、タブで始まるコマンドから構成される

GNU Makeを想定し、暗黙ルールや自動変数（$@, $<, $^, $?）を活用できる

変数定義には再帰型「=」と単純展開「:=」があり、用途に応じて使い分ける

%ワイルドカードによるパターンルールや静的パターンルールで共通処理を簡潔に記述可能

filter, foreach, if 関数などの組み込み関数でリスト操作や条件分岐が行える

.PHONY や .DELETE_ON_ERROR などの特殊ターゲットで動作を制御できる

パス探索には vpath、依存関係自動生成には -MMD -MP と .d ファイルの include を活用

Makefile Cookbook例で中規模C/C++プロジェクトのビルドを自動化する方法を紹介